色覚捕食バランとは、味覚を失った人類が新たに欲を向けた嗜好の対象である。
元々は異なる2つの食材が、混ざらないように設けた仕切りである。混ざりゆくものを、人の都合で仕切りをもうけて防いでいたのである。エントロピーの増大に抗う当時の人類の倫理観が現れている。
最初は植物の葉で作られていたとされる。しかし、いつからか、葉を模したプラスチック製のものが使われるようになった。
バランがプラスチックのものを指すようになった時期は、ちょうど人類が利用できる植物が陸上からなくなった時期とかぶっているとされる。このことから、古人類学者の一部は使える植物がなくなったからプラスチックに置き換わったという説を唱えるが、定かではない。
なお、同時期の人類は電気技術で多くのことをこなしていたとされる。利用していた電気技術の道具の中に、「バラン」と呼称されるものがあったらしい。このバランと、食材の仕切りに用いられていたバランとの関係は不明である。
利用可能な有 機物がなくなり、食物からエネルギーを摂取できなくなった人類は、新たに色覚捕食と呼ばれる特性を獲得して、生き延びることとなった。
一方で、「食べる」という行為はなくならなかった。人々は虚空を抱いたランチボックスを手に持ち、時々それを眺めることで、精神的な空腹を満たすこととなった。
ランチボックスの中で最後に生き残ったのがバランである。太古の昔からバランは食べ物ではない。有機物ですらなかった。それゆえ最後まで残ったとされる。
この点に着目したテッカマキーアーマチュアは、色覚捕食にふさわしいバランの開発に着手した。それが色覚捕食バランである。
v0 と呼称。
詳細と写真は後日に追加します
USB電源で駆動する場合は不要です
USB電源で駆動する場合は不要です
RAINBOW(電源オンのデフォルト)RAINBOW_SLOWBREATH
BREATHは明るさの調整が効きませんCHASEXMAS回路図は後日公開予定